創作する孤独

作品を二つ応募に出してからボーッとしている。次に書くための構想はあるがなかなか筆が進まない。コンピューター画面を見つめもどかしくなる。息ができないほど苦しくなる。

 

寝ても覚めても書くことを考えている。ネタ帳を睨みながら、窓の外を眺めながら、登場人物の姿を思い浮かべる。どんな言葉を発し交わさせるのか頭をひねる。立ち上がって身体を伸ばし緩めてみる。

 

しかし、キーボードの上の指は動く気配がない。ここがオレの伸びしろなのかと天井を見上げる。ため息をつきたくなる。努力が足りないのかと自分を自問する。

 

諦めたくない夢がある。誰かに伝えたい物語がある。もっと書きたい。おのれの限界を超えたいのだ。原稿を仕上げる自分を想像してみる。